HOME > 癌治療について > ペットの癌と向きあう為に

ペットの癌と向きあう為に

薬の副作用

抗ガン剤といえば、すぐに副作用を連想しますが、動物では人間ほど強い副作用は表れず、半分以下といわれています。しかし抗がん剤の治療は長く辛い戦いです。抗がん剤の治療を続けていくか、それとも抗がん剤の治療をやめるかは、犬や猫の生活の質を考えて飼い主様が最適な治療を選んであげて下さい。
主要な副作用としては、嘔吐、下痢、食欲不振、脱毛などがあげられます。
脱毛についてお話すると、抗ガン剤の種類によって違いがありますが、人の場合より脱毛はかなり少ないです。
動物は言葉を話せません。本人が望む治療もわかりません。
ですので、獣医師と一緒に飼い主様がしっかりと考えた上で治療方法を選択していく必要があります。

食事

ご飯をいくら食べても痩せてしまうのが癌=悪性腫瘍の怖いところです。健康的であれば食事の栄養分は体に吸収されます。しかし悪性腫瘍は食事からの栄養素をエネルギーに変換する代謝の仕組みが変わってしまうために、食べれば食べるほど逆にエネルギーを消費してしまう現象が起こるのです。食事は「好きなものを好きなだけあげたい」というお気持ちもお察しします。しかし、偏った食べ物の与えすぎはかえって逆効果となる場合があります。食欲があり、ペットが好きな食べ物の中で癌治療に良い食事があれば適量を与えてあげてください。どんなご飯を上げれば良いか、下記にあげましたので参考にしてみてください。

  • 炭水化物:パンやご飯など
  • たんぱく質:大豆・お肉など
  • お魚の脂 (ただし取りすぎはいけません。)

腫瘍の治療への思い

当院は癌治療に力をいれていることから、さまざまな腫瘍を抱えたペットが来院されます。
例えば、患部が顔面にあり、除去する為には顔面半分を切除せねばならず、治療後は自力でご飯が食べられなくなってしまうという場合、飼い主様は、手術後はマン・ツー・マンで常に面倒を見てあげられる環境が必要となります。また仮に治療を受けたとしても他の部位への転移も充分に考えられるという場合もあります。
また、時間と費用はかかりますが、たとえ治る可能性は少なくても、徹底的にガンと立ち向かって、抗がん剤による治療を受ける方もいます。末期の場合、回復の見込みがないことがわかり心の整理がついたところで、安楽死を選択される方もいます。
大切な家族であるペットの苦痛ができるだけ少なくて済み、ペットの気持ちを考えた上で飼い主やご家族が納得できる方法を選ぶことが大切です。ペットを飼うということは一つの命を責任を持って最後まで見るという事なのです。
どのような選択をするかはとても辛い選択だとお察しします。
少しでも皆様のお悩みが少なくなるよう納得のいくまで説明をしていきたいと思います。

問い合わせバナー
アクセス


【住所】
〒503-0886
岐阜県大垣市郭町東2-27
【診療時間】
午前  9:00~12:00
午後 16:00~19:30
【休診日】
木曜・日曜午後・祝日午後
日曜午前・祝日午前も診療しています♪

詳しくはこちら